セルフBスポット治療①【道具編】

ここからはセルフBスポット治療を試してみた記録を書いていきます。

 #本来は耳鼻科でやってもらう処置です。セルフでの処置はリスクも伴いますので、試す場合は自己責任でお願いします。

【道具編】
  • 咽頭捲綿子(ハルトマン式)

ペルテソン式とハルトマン式がありますが、ハルトマン式でOKです。amazonで千円程度で買えます。但しこのままでは使いづらいので、改造します(後述)

 

  • 軍手

普通の軍手ですが、隠れた必須アイテムです。捲綿子をしっかり持っていると指が痛くなるため、効果的にこすれません。捲綿子を持つ手に軍手をはくことで、しっかりとこすることができるようになります。

 

塩化亜鉛入りの洗口液が売られているのでそれを使うという方法もありますが、普通に塩化亜鉛を買ったほうがいいですね。洗口液はアストリンゴゾールというやつで原液濃度0.5%しかなく、標準的方法で必要な1%に届かないうえに、原液では他の成分で粘膜にダメージがあり、しかもかえって割高です。塩化亜鉛は、国産の医薬用の試薬を入手すべきです。自分で調製したりすると、不純物で体に悪影響が出るかもしれません。

25gで2年分、4000円位です。

 

塩化亜鉛は水に溶けにくいので、ph調整のためにクエン酸を添加します。少量でOK

 

  • 脱脂綿

塊状になっているタイプよりも、シート状のタイプの方が使いやすいです。

 

  • 薬瓶

インスタントコーヒーの空き瓶とかでいいです。遮光性は必要なく、(まずないですが)もし液に雑菌が繁殖して濁ってきたりしたときわかるように、透明のものがいいですね。かつ、塩化亜鉛溶液は1度に50-100ml程度を調製するので、捲綿子が入るサイズの100ml程度のものがいいです。

 

  • 電子はかり

塩化亜鉛と水を計量するのに使います。0.1gが計量できるタイプで、タニタとかの国内メーカーものがいいです。無名の中華製とかは精度があやしいものが混ざっています。

 

  • 100W半田ごて(最初はなくても可)

咽頭捲綿子の改造に使います。

咽頭捲綿子の型によりますが、元々Bスポット治療を想定して作られたものではないので、グリグリしていると持ち手のはんだ付けが外れてしまうことがあります。外れてしまっても使えないことはないですが、力を入れづらくなるので半田を追加して補強します。

 

  • ステンレス用鉛フリー半田(最初はなくても可)

咽頭捲綿子の改造に使います。

普通の半田は鉛が入っていて体に悪いので、鉛フリーを使うのがいいでしょう。

 

  • ステンレス用フラックス(最初はなくても可)

咽頭捲綿子の改造に使います。